「大手企業からLIMへ」 社員インタビュー 三橋裕太

「大手企業からLIMへ」
大手のIT企業に勤めていた彼が、本当の安定を求め独立した。
自己紹介をお願いします。
三橋裕太です。
平成4年生まれの26歳です。
現在はエンジニアとしてアプリケーションの開発案件に従事しています。
趣味は読書で、休みの日はよく本を読んで過ごしています。
また健康のため、ジムに通って体を動かしたりもしています。
高校までは部活ひと筋だった
小学校2年生から剣道をやっていました。
中学高校では剣道部の部長を務め、中学のときに個人で県大会準優勝、高校のとき団体で関東大会出場という成績を残すことができました。
文武両道を目指して、部活も勉強も高いレベルの高校に入学しましたが、高校から授業のレベルが一気に高くなりついていくことができず、成績は下から数えた方が早いくらい悪かったです。
大学受験の時期になっても将来やりたいことが特に見つからず、情報やIT系の学科が就活に有利という考えから情報系の学科を選び受験しました。
大学受験も上手くはいかず、志望校には軒並み落ちてしまいましたが、運良く1校だけ受かっていたので、その大学へ進学しました。
大学生活について
大学は真面目に通っていました。
親に学費を払ってもらっていたので、サボりたくないと考えていたので。
成績も上位に入るように勉強していました。
しかし、大学生になってもやりたいことが特に見つからず、サークルにも入らずに、休みの日はほとんどアルバイトをして過ごしていました。
これまでは親にお金を出してもらっていたので、大学生になって自分でお金を稼げるようになってからは自分が使うお金くらいは自分で稼ごうと思っていました。
正直、高校のとき想像していたキラキラした大学生活ではなかったと思います。笑
ただ、大学のときに良い仲間と過ごせたのはとても大きかったです。
今一緒に活動している佐々木や上村とも、大学で出会いました。
就職活動は
就職のことを考え始めたのは大学2〜3年生の時です。
大学の学部が情報系だったので、授業の中でプログラミングや情報工学を学び、そこで初めてプログラミングというものに触りました。
当時は、授業内容はなんとなく理解できるものの、Webサイトを作るわけでもなく、ただ教科書通りの内容を入力し、計算をするだけの内容だったので、全く楽しくありませんでした。
むしろ「プログラミングってつまらないな。」とすら思っていました。
ただ、ITという業界自体にはとても興味を持っていたので、コードを書くプログラマではなく、主にプロジェクトのマネジメントを行うSler企業に絞って就活を行なっていました。
有り難いことに、第一志望の上場企業に内定をいただくことができました。
大手企業の方が事業内容が幅広く、柔軟にキャリアが形成できそうだったのと、働きやすい企業だったので、そこを選びました。
大手企業であれば安定するだろう、とも考えていました。
当時、自分としては満足して就活を終えました。
社会人になって
配属された部署では、お客様のITセキュリティ強化の案件を担当していました。
技術的な専門知識は勿論必要だったのですが、それ以上に求められたのが、会議の議事録やお客様への説明資料の作成、採算計画の作成といった、ITの知識以外の能力でした。
IT企業に勤めていたものの、主に使っていたソフトはパワポやエクセル、ワードがほとんどでした。
社会人2年目から
新卒で入社した会社は残業も少なく、給料面も新卒としては悪くなかった為、特に不満はなかったです。
しかし、社会や業界のことを徐々に理解していくにつれて、自身の技術力不足に不安を覚えるようになってきました。
世間では自分の価値はどのくらいあるのか、会社の業績が傾き、会社の外にいきなり放り出されたときに、自分は生き残っていけるのか、ということを毎日考えていた気がします。
今の仕事を続けても、自分はこれができる!というものが身に付かないと考え、専門的な分野へのキャリアチェンジを考え始めました。
ただこのときは、頭の中で考えているだけで具体的な行動には起こしてはいませんでした。
不安だけが徐々に大きくなっていき、精神的に不安定な時期が続くようになりました。
気がついたら、社会人3年目になっていました。
なぜフリーランスという道を選んだのか
このままでは時間だけが過ぎていき、何も変えられないままになってしまうと思い、「とにかく行動しよう」と考えました。
ちょうどそのタイミングで、大学の同期の佐々木や上村が楽しそうに働いている姿を、SNSでたまたま見かけて、何かを変えるヒントが欲しいと思い、2人に相談することにしました。
2人に話を聞き、そのとき初めて、フリーランスという働き方を考えました。
しかし、すぐにフリーランスになろうとは思いませんでした。
改めて、自分の今後のキャリアについて本気で考えました。
佐々木や上村、代表の土田さんの話を聞いている内に、「安定」に対する考え方が自分の中で変化していきました。
それ以前は、大手企業に勤めていればとりあえず安定、と考えていましたが、終身雇用制度がなくなった時代において、その考え方は危険と考えるようになりました。
むしろ、大手企業に勤めている安心感から、自分の中に危機感を持つことができないリスクを感じていました。
自分自身で技術力を身につけ、会社や世の中がどのように変化しても戦っていける力を身につけることが、本当の「安定」と考えるようになりました。
他の会社への転職や、社内でプログラミングを扱う部署への異動も考えましたが、自分を成長せざるを得ない環境に置くことで、より早く成長できると考え、フリーになる道を選びました。
また、LIMという環境は、エンジニアとしてのキャリアだけではなく、ビジネスを学ぶ上でとても良い環境だと感じました。
営業に強いメンバーや、企業の経営者等、普通の会社員として働いていたら得られない人脈や経験を得ることができる点も、決め手の一つでした。
今となっては良い選択だったと思えますが、保守的な自分にとって、フリーランスへの転身は人生最大の挑戦的決断でした。
最後に自分を動かしたのは、今行動せずに将来後悔したくないという想いでした。
LIMに入って約2ヶ月で資格を3つ、最短で開発の現場に
エンジニアとして技術力をつける上で、現場での経験に敵うものはないと考えていたので、なるべく早く現場に入れるように短期間で資格を取得しよう、ということは決めていました。
私は記憶力に自信がないので、長い時間をかけてじっくり勉強しても結果に結びつかないと考え、資格の取得は短期間で集中して取り組みました。
勉強しているうちに、プログラミングでできることや、その奥深さを知り、プログラミングは楽しい!と思うようになりました。
学生の頃には考えられなかった心境の変化だったので、自分でも驚きました。笑
また、資格の取得は特に開発初心者にとってはとても有益だと思いますが、実際に手を動かしてみることが一番大事だと思います。
資格取得だけではプログラミングは身に付かないな、と思います。
インプットした知識をアウトプットして、ようやく理解できますし、何より自分でアプリケーション作った方が楽しいので。笑
私も、得た知識を使って自分でアプリケーションを作成しました。
そこまで含めて行動できたことが、短期間で開発の現場に入ることができた要因だと思います。
今後はどうしていきたい
実際にプログラマーとして仕事をしてみて、自分の技術力がいかに低いのかを実感しています。
やっとスタートラインに立てたので、まずは自分の中にひとつ、武器になるような力を身につけることを目標にしたいです。
自ら行動したことによって、少しずつですが前に進んでいる実感があります。
これからも、LIMの仲間と共に成長を続け、世の中に影響を与えられるような人材になりたいです!